タイの人気ビーチ、3年半ぶり一般開放へ
ピーピー島のマヤ湾、ディカプリオ主演の映画の舞台に
米人気俳優レオナルド・ディカプリオ主演の映画「ザ・ビーチ」(2000年)の舞台となったタイ南部のリゾート地、ピーピー島のマヤ湾が来年1月1日、3年半ぶりに一般開放されることになった。
映画公開後、観光客が殺到して環境が破壊され、生態系を回復させるため、18年6月1日から閉鎖されていた。
訪問には予約が必要で、滞在人数を制限。また、遊泳は禁止する。マヤ湾のビーチは閉鎖前まで連日数千人が押し寄せ、サンゴ礁が破壊されたほか、大量のボートで海洋汚染などの被害が出ていた。
カセサート大学水産学部のトン副学部長は「サンゴ礁の回復は一部にとどまるが、規制により生態系を維持しながらビーチを楽しめるだろう」と話している。(バンコク時事)