米NY、ウィキペディア創設者のPCを競売
プログラムに使用、最初期画面もデジタル資産で競売に
オンライン無料百科事典「ウィキペディア」の創設者ジミー・ウェールズ氏が20年前に同事典をプログラムする際に使用したパソコンの競売が、米ニューヨークで始まった。競売商クリスティーズが3日、明らかにした。
ウィキペディアの最初の編集画面も、ブロックチェーン(分散型台帳)技術で所有権を保障する「非代替性トークン(NFT)」と呼ばれるデジタル資産として、同時に競売に掛けられている。
パソコンは、ウェールズ氏が2001年1月15日のウィキペディア立ち上げ時に開発用に使っていた「ストロベリーiMac」。NFTは、ウェールズ氏が「Hello world」という最初の単語を投稿した際のウィキペディアの画面だ。
2点は今月15日までオンラインで競売に掛けられ、クリスティーズは数十万ドル(数千万円)の値が付くと期待している。(ニューヨークAFP時事)