ローソン、冷凍食品の品ぞろえを強化へ
感染拡大でニーズ高まる、刺し身やデザートも取り扱い開始
ローソンは、新型コロナウイルスの感染拡大後にニーズが高まった冷凍食品の品ぞろえを強化する。まずは、来年1月にかけて刺し身や丼物、パン、デザートなど計12品目の取り扱いを始める。陳列棚も増やし、2025年度までに冷凍食品の売上高を20年度の5倍に引き上げる計画だ。
新たに販売するのはマダイの刺し身や中華丼、クロワッサン、マカロンなど。今年度中に、冷凍食品の陳列商品数を2倍近くに増やす改装を約5000店で実施する。竹増貞信社長は説明会で、冷凍食品の強化について「おいしさと食品ロス削減につながる」と語った。
冷凍食品は近年、技術の向上でラインアップが拡大。共働き世帯の増加もあり、消費が伸びている。コロナ以降は外出減少に伴うまとめ買い需要でさらに加速した。