小池都知事が会見「いいかげんなこと言うな」
1ヵ月ぶりに定例会見、重病説を否定し健在ぶりアピール
過労により静養していた東京都の小池百合子知事は26日、約1カ月ぶりに定例会見を開いた。一部で報じられた重病説について「いいかげんなことを言うなよと思っているし、今こうやって元気に戻ってきたことが何よりもその証左だ」と否定、健在ぶりをアピールした。
小池氏は10月27日に入院し、11月2日に退院。それ以降は自宅で静養しながらテレワークを続け、21日に本格的に公務に復帰した。会見では、自身の体調について「過労が重なったことから、複合的につらいところがあった」と説明した。
一方、無免許運転で在宅起訴された木下富美子都議の辞職に関しては、「本人が自ら決めたことは是としたい。皆さま方にご迷惑をお掛けした点については私も申し訳ないと思っている」と述べた。小池氏は7月の都議選期間中、自身が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」に所属していた木下氏の応援に入っていた。