受診を呼び掛け、受診率の向上を目指す

山口県周防大島町は、肺がん検診の受診を呼び掛けるため、町のゆるキャラなどを描いた「ラッピング検診車」を導入する。低下傾向にある受診率の向上を目指す。
検診車は海をイメージした青色で、特産品のミカンや魚などをモチーフにしたゆるキャラが描かれている。町の肺がん検診受診率は2009年度まで20%を超えていたが、12年度19・3%、13年度18・5%と低下している。
町は「検診車には拡声器も付いている。音楽をかけるなどして住民に周知し、受診者を増やしたい」と話している。