日本郵便、2022年用の年賀はがきを販売開始
SNS普及で11年連続の減少、受付は12月15日から
日本郵便は1日、2022年用のお年玉付き年賀はがきの販売を全国で開始した。当初発行枚数は前年比6%減の18億2536万枚で、記録が残る04年用以降最少。電子メールやインターネット交流サイト(SNS)の普及で、11年連続の減少となった。
今回は新たに森林保全につながる国際認証を受けた紙を使用。22年の干支(えと)にちなみ、トラのディズニーキャラクター「ティガー」のしま模様のカラーイメージを裏全面にデザインしたはがきも用意した。
東京中央郵便局(東京都千代田区)で購入した都内の会社員中村友夏さん(49)は「今年はコロナであまり会社に行けなかったので、普段身近な会社の人たちにも少し多めに出そうかと思っている」と話していた。
年賀状の受け付けは、12月15日から。日本郵便は元日に届けるため、同25日までに出してほしいと呼び掛けている。