タイ政府、外国人観光客の受け入れを再開
ワクチン接種など条件に隔離を免除、経済再生に期待
タイ政府は1日、新型コロナウイルスの影響で停止していた外国人観光客の受け入れを本格的に再開した。ワクチン接種などを条件に入国者の隔離を免除する。バンコク近郊のスワンナプーム国際空港には国際旅客便が相次いで到着し、旅行者らが降り立った。
隔離免除は日本を含む63カ国・地域からの渡航者が対象。感染再拡大も懸念されるが、旅行者の受け入れによる経済再生を優先した。
バンコクでは隔離免除に先立ち、夜間外出禁止令を解除。1日からは飲食店でのアルコール飲料提供を一部解禁し、観光客の受け入れに備えた。会社経営者ナチャナンさん(33)は「国の開放は実業界にとって命綱。いつまでも息を潜めたままではいられない」と述べ、隔離免除を歓迎した。
タイは感染拡大前の2019年に4000万人の外国人客が訪れたが、今年は9月まで8万6000人にとどまっている。(バンコク時事)