サッカーW杯予選、日本に立ちはだかる「同志」


元豪代表ケーヒル氏が展望、両チームのW杯出場に期待

サッカーW杯予選、日本に立ちはだかる「同志」

サッカー元豪州代表FWのケーヒル氏。高い得点力で「日本キラー」としても知られた=2019年12月、ドーハ(時事)

 サッカーの2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会アジア最終予選を戦う日本代表は、12日に埼玉スタジアムでオーストラリアとの第4戦を控える。宿敵とアジア最終予選で戦うのは、実に4大会連続だ。

 「ここまで来ると特別な関係だよね。アジアではライバルだけど、ともにW杯では上位を目指している同志だ」。かつて「日本キラー」として恐れられた元豪州代表FWのティム・ケーヒル氏(41)はこのほど応じた時事通信のオンラインインタビューで、巡り合わせに驚きつつ、両国の関係を友好的に表現した。

 豪州は10年南アフリカ大会の最終予選から日本の前に立ちはだかってきた。過去3大会の同予選対戦成績は1勝4分け1敗の五分。過去にケネディらが日本を苦しめたFW陣に、今回はタガート(C大阪)やデューク(岡山)といったJリーグ勢が選ばれている。

 W杯カタール大会のアンバサダーを務めるケーヒル氏は、新型コロナウイルス禍でも、同国でアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)やW杯予選を行ってきた安全性を強調。B組の展望については、日本が初戦でつまずく形となったが「実績から見ても、豪州と日本がリードしていくだろう。1年後が楽しみだ」。両チームそろってのW杯出場に期待を寄せた。