ホンダが感謝の印、限定色で「ありがとう」
F1参戦最終年、ファンへの感謝を込めトルコGPに臨む
今季限りでF1活動を終えるホンダは、ファンへの感謝を込めたカラーリングを施したマシンで、第16戦トルコ・グランプリ(GP)に臨む。
同GPが開催される8~10日はもともと、三重・鈴鹿サーキットで日本GPが予定されていたが、新型コロナウイルスの影響で中止に。参戦最終年の国内GP向けに企画された限定カラーがトルコでお目見えとなった。
レッドブル・ホンダの車体は、1965年メキシコGPでホンダが初勝利を挙げた「RA272」の白をモチーフとした「日の丸」デザインに。角田裕毅が乗るアルファタウリ・ホンダの車体のリアウイングには、レッドブルのマシン同様、「ありがとう」のメッセージがペイントされた。
ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターは7日、「日本のファンだけでなく、世界中のホンダのファンへ感謝の印」と説明。角田も「感謝の気持ちを伝えたい」とファンへの思いを口にした。(イスタンブール時事)