岸田首相と小池都知事、国と都の連携を確認
首相官邸で会談、コロナ対策や災害対応で今後も連携へ
岸田文雄首相と東京都の小池百合子知事は8日、首相官邸で会談し、新型コロナウイルス対策や、7日夜発生した地震などの災害対応について、今後も国と都が連携して取り組むことを確認した。両者の会談は岸田氏の首相就任後初めて。
小池氏は冒頭、都内のコロナ感染状況が落ち着いてきたことや、ワクチン接種が進んでいることを説明。首相は「(感染が拡大した)今夏の経験を踏まえ、病床をフル稼働できるような体制も考えていかないといけない」と指摘。今後の感染拡大防止に向けて都の協力を求めた。
会談には、東京五輪・パラリンピック組織委員会の副会長を務める自民党の遠藤利明選対委員長も同席。会談後取材に応じた小池氏によると、3人はコロナ前はよく「飲み会が一緒」だったといい、会談でも大会の話などで盛り上がったという。