「令和」原本、国立公文書館できょう初公開
「みんなが一番知っている公文書」、期間は11月28日まで
国立公文書館は、官房長官だった菅義偉首相が2019年4月に発表した新元号「令和」の墨書の原本を、10月1日から初公開する。これまではレプリカを展示していた。期間は11月28日まで。
墨書は4月に内閣府から公文書館へ移管。防虫処理や目録作成などが完了したため、「平成」の墨書の原本と併せて公開する。フラッシュを使わなければ写真撮影も認める。
これに関し、公文書管理担当の井上信治科学技術担当相は30日、公文書館を視察。「みんなが一番知っている公文書だ。大切に保存して展示、公開するといい」と感想を語った。