米アップル、「iPhone13」4機種を投入
データ処理を高速化、「映画撮影」モードも新たに搭載
米アップルは14日、新型スマートフォン「iPhone(アイフォーン)13」の4機種を発表した。最新チップを搭載しデータ処理を高速化したほか、カメラ機能を強化。映画のように人物に自動でフォーカスし、奥行きある動画の撮影が可能な「シネマティックモード」を新たに備えた。
クック最高経営責任者(CEO)は、オンライン発表会で「過去最高のアイフォーンだ」と強調した。日本時間17日午後9時から予約を受け付け、24日に発売する。
アイフォーン13は、画面サイズ6・1インチで、背面カメラは広角と超広角の二つ。屋外での画面の明るさが最大28%向上し、昨年発売した「12」より1日最大2・5時間バッテリーが長持ちするようになった。日本での販売価格は、9万8800円から。
画面サイズ5・4インチの「mini(ミニ)」も、背面カメラは二つで、価格は8万6800円から。
背面に三つのカメラを備えた上位機種「Pro(プロ)」(画面サイズ6・1インチ)と、「Pro Max(プロマックス)」(同6・7インチ)は、草花などの近接撮影ができる「マクロ写真撮影」を追加した。価格はそれぞれ12万2800円、13万4800円から。(シリコンバレー時事)