仏を代表する俳優ベルモンドさんに最後の別れ
パリの廃兵院で追悼式、マクロン大統領が弔辞を読む
映画「勝手にしやがれ」などに主演したフランスを代表する俳優で6日に88歳で死去したジャンポール・ベルモンドさんの追悼式が9日、パリの廃兵院(アンバリッド)で営まれた。マクロン大統領は弔辞で「あなたを失うことは私たちの一部を失うことだ」と述べ、希代のスターの死を悼んだ。
フランス史に名を残す政治家や芸術家と肩を並べる形で俳優の追悼式が開かれるのは異例。政治家やスポーツのスター選手ら各界の著名人を含む数千人が参列し、三色旗に覆われたひつぎに最後の別れを告げた。葬儀は10日に近親者で行われる。(パリAFP時事)