東京パラリンピックの日本選手団が結団式を行う
国枝慎吾主将や浦田理恵ら出席、コロナ下でオンラインも
24日に迫った東京パラリンピックの開幕まであと1週間となった17日、日本選手団の結団式が東京都内で行われた。新型コロナウイルス感染対策として、出席者は主将を務める車いすテニス男子の国枝慎吾(ユニクロ)、副主将のゴールボール女子の浦田理恵(総合メディカル)らに限られ、他の選手や関係者はオンラインで参加。国枝は「勇気と覚悟を持って全力で戦い抜くことを誓う」と決意表明した。
選手団旗は日本パラリンピック委員会の鳥原光憲会長から、河合純一選手団長を経て、旗手を務めるトライアスロン女子の谷真海(サントリー)と卓球男子の岩渕幸洋(協和キリン)に渡された。
秋篠宮殿下がオンラインで出席し、選手団にビデオで激励の言葉を掛けられた。卓球女子の石川佳純(全農)ら東京五輪メダリストや菅義偉首相からもビデオメッセージが送られた。
日本選手団の総数は16日現在で史上最多の464人(選手255人、コーチ・役員ら209人)で、全22競技に出場する見込み。大会は東京都と千葉、埼玉、静岡の3県で開催されるが、すべての競技会場が原則無観客となる。