ハイチ大統領夫人が語る、暗殺団は室内を物色
銃撃を受けながら九死に一生、取材内容が米紙に掲載
7月7日に暗殺されたカリブ海の島国ハイチの故ジョブネル・モイーズ大統領の妻で、銃撃を受けながら九死に一生を得たマルティーヌ夫人が米紙に暗殺当時の様子を語った。大統領夫妻は死んだと思った暗殺団は室内を物色、荒らし回る音を瀕死(ひんし)の夫人は聞いていた。
7月30日付の米紙ニューヨーク・タイムズに取材内容が掲載された。最終的に夫の資料から探していたものが見つかったらしい暗殺団は、立ち去る前にぞんざいに夫人の生死を確認。「死んでいると思ったようだった」と夫人は語った。(ワシントンAFP時事)