「金」を願う五輪特別機、日航が機運を盛り上げ


尾翼のロゴマーク「鶴丸」も金色に、国内線に就航へ

「金」を願う五輪特別機、日航が機運を盛り上げ

東京五輪・パラリンピックを前に就航するJALの特別塗装機と、金色に塗装されたコンテナやけん引車=20日午前、東京都大田区(時事)

 日本航空は20日、金色を基調とする東京五輪・パラリンピックの特別塗装機を公開した。体操の内村航平選手やゴルフの畑岡奈紗選手ら計16人のアスリートを配し、活躍を願って金のリボンで結んだ。新型コロナウイルス感染拡大で多くの五輪会場は無観客となるが、開幕が目前に迫る中、機運を盛り上げるため企画した。

 応援の思いを込め、エアバスA350-900型機に金色で「がんばろう日本!」と描いた。日の丸に鶴をかたどった尾翼の同社ロゴマーク「鶴丸」も、通常の赤から金に。特別機は同日、羽田-新千歳に就航し、11月末まで伊丹-那覇や羽田-新千歳、福岡、那覇などで運航する。