「持てる力最大限に」自衛隊支援部隊も準備万端
陸自朝霞駐屯地で編成完結式、8500人を派遣する方針
陸上自衛隊朝霞駐屯地(東京都練馬区など)で18日、東京五輪・パラリンピックの競技会場などで警備や医療支援に当たる部隊の編成完結式が行われた。岸信夫防衛相は全国から集まった陸上・海上・航空自衛官計約300人を前に、「一人一人が持てる力を最大限に発揮することを強く期待する」と訓示した。
防衛省は大会に計約8500人を派遣する方針で、自転車競技(ロードレース)の沿道警備やアーチェリーの審判、表彰式での国旗掲揚などの任務に当たる。射撃やセーリングには医官・看護官ら計約80人を出し、医療・救護活動に従事する。