神戸の古橋亨梧、初のハットトリックを達成
J1得点ランクトップに浮上、横浜Cに対し大勝に貢献
神戸の大勝を演出したのは、初のハットトリックを達成した古橋だった。「すごくうれしい。皆さんの前でできてよかった」。日本代表から戻って最初のホームゲームで、輝きを放った。
前半31分にイニエスタの浮き球パスに抜け出して1点目を挙げると、そのわずか3分後に折り返しを押し込み2点目。後半17分にはサンペールのスルーパスに抜け出し、GKとの1対1を冷静に決めた。「良いパスのおかげでゴールを決められている。みんなに感謝したい」
ちょうど折り返しの19試合目で自己最多の13得点とし、J1得点ランキングトップに浮上。チームも4位で折り返し、目標のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場圏内に食らい付いている。後半戦に向け、「警戒されると思う。その中でも結果を残せる選手にならないといけない」と古橋。成長著しい26歳のストライカーが、チームをけん引する。