野球五輪代表が決定、田中将・鈴木誠らが選出
稲葉篤紀監督が発表、金メダル獲得の目標実現への24人
東京五輪に臨む野球日本代表の稲葉篤紀監督が16日、東京都内のホテルでメンバー24人を発表し、2008年北京五輪代表で、8年ぶりに米大リーグから楽天に復帰した田中将大投手、19年のプレミア12で4番を務めた広島の鈴木誠也外野手らが選ばれた。代表初選出は、西武の平良海馬投手、広島の森下暢仁投手、ソフトバンクの栗原陵矢外野手ら6人で、広島のルーキー栗林良吏投手も入った。
稲葉監督は「日本代表監督として東京五輪の金メダル獲得を目標に掲げてきた。1年延期という不測の事態が起きたが、目標は少しも変わっていない。その目標を実現するための24人に声を掛けた」と語った。
五輪で野球が実施されるのは北京以来、3大会ぶり。東京五輪は日本、米国、韓国、メキシコ、イスラエルに、22日からの最終予選で決まる1チームを加えた6チームで争う。1次リーグが7月28日に始まり、8月7日に決勝と3位決定戦が行われる。
日本代表は7月後半から合宿に入る予定。同24日に楽天、25日は巨人と楽天生命パーク宮城で強化試合を行い最終調整する。