東京五輪・パラのボランティアリーダーに研修
コロナ対策や心構え、緊急時の対応などをオンラインで学習
東京都は22日、東京五輪・パラリンピックで観客の案内などを担うボランティア「シティ キャスト」のリーダーが新型コロナウイルス対策や心構えなどを学ぶオンライン研修を報道陣に公開した。研修は2時間。今月中に計約1400人が受講する予定だ。
研修では、観客やボランティアメンバーが体調不良になるといった緊急時の対応などを学習。都は暑さや感染症への対策として、観客やメンバーに不調が見られれば休憩させ、大会スタッフに報告するよう求めた。
参加した女性は、受講者同士の意見交換の場で「周りには(大会を)もう開催しない方がいいと言う人もいるが、こういう状況だからこそ成功させたい」と語った。
都は昨年2月、経験などを考慮してボランティアの一部にリーダー研修の受講を依頼していた。