ボスザル「ベンツ」とファン800人がお別れ会


ボスザル「ベンツ」とファン800人がお別れ会

大分市の高崎山自然動物園で

 野生ニホンザルの餌付けで知られる大分市の高崎山自然動物園でこのほど、ボスザル「ベンツ」のお別れ会が開かれ、ファン約800人が駆け付けた。ベンツの貢献をたたえ、同園で初めて「名誉ボス」の称号が与えられた。

 ベンツは推定35歳。人間なら100歳を超え、高崎山で唯一、二つの群れのボスを経験。昨年9月に失踪騒ぎを起こしたが、ボスとして復権を果たし「伝説のボスザル」として話題になった。

 昨年末に再び安否不明となり、1月17日に死んだと判断された。釘宮磐市長は「感謝の気持ちでいっぱい。これまでの偉業をたたえてお別れしたい」とあいさつした。


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