「世界一をつかみ取るための戦力になる」
ヤンキース移籍が決まった田中将大投手が会見
新ポスティングシステムを利用し、プロ野球楽天から米大リーグのヤンキースへの移籍が決まった田中将大投手(25)が23日、仙台市の楽天Koboスタジアム宮城で記者会見し、「世界一をつかみ取るための戦力になる」と決意を語った。
激しい獲得競争が繰り広げられた中で、ヤンキースを選んだ理由を「メジャーで一番歴史のある名門。今までの野球人生の中でそういう環境でプレーしたことがなかった。違ったところでやってみるのもありかなと思った」と説明した。
米メディアによると、7年総額1億5500万ドル(約161億円)の大型契約。重圧もかかるが、「最大限に評価していただいた。お金で変わることはない。自分のプレーをするだけ」と意欲を語った。
楽天のファンに向けては、「仙台は離れるが、テレビや新聞でいいニュースを届けられるようにしたい」とのメッセージを送った。
渡米日程やヤンキースの入団会見の時期は未定。当面は仙台で調整し、2月中旬のキャンプインに備える。