ジャンプ男子の葛西紀明、母校で「金」誓う
母校・東海大四高で開かれた壮行会に出席
ノルディックスキーのジャンプ男子でソチ五輪に出場する葛西紀明(土屋ホーム)が22日、母校の北海道・東海大四高で開かれた壮行会に出席した。約800人の生徒の前で「自分の目標、夢である金メダルを目指して頑張る」と誓い、「レジェンド葛西を応援してください」と呼び掛けた。
葛西は「悔しさをモチベーションにしていることが、41歳まで世界のトップでいられる理由」とメッセージを送り、最後は後輩たちと握手。「たくさんの壮行会の中で一番盛り上がった。元気をもらい、彼らにもパワーを与えられたと思う」と満足そうだった。
葛西の高校時代にスキー部顧問として指導した上杉尹宏氏は、隠れてトレーニングに励んでいたエピソードなどを紹介。「まさに機は熟したという雰囲気を漂わせている。メーンポールに日の丸を掲げて国歌を聞けるときが来ると確信している」と期待していた。