ノバク・ジョコビッチ、酷暑ものともせず
全豪テニスで2戦連続のストレート勝ち
ジョコビッチが2戦連続のストレート勝ち。2011年から続く全豪の連勝は23に伸びた。「サーブがさえて、1回戦よりも良い試合内容だった」と、満足そうに振り返った。
世界ランキング98位のマイエルに第2セット、第3セットは粘られたが、ペースは乱さなかった。結局、最後までサービスブレークは許さず、ブレークポイントすら与えなかった。
前日に続いて最高気温が40度を超える過酷な環境での試合。多くの選手から、酷暑でのプレーに不満の声も上がっていた。しかし、3連覇中の26歳はさらりと言う。「肉体的な準備だけでなく、精神的な準備もできていた」。5セットを戦うつもりで、ウエアも8、9枚は用意していた。
大会史上2人目の4連覇へ、ここまでは全く隙は見せていない。ジョコビッチは「これからもさらにレベルを上げていきたい」と、先をにらんだ。(メルボルン時事)