警視庁、通報は発生場所や住所を正確に
「110番の日」、鈴木ちなみさんが呼び掛け
「110番の日」の10日、タレントの鈴木ちなみさん(24)が警視庁通信指令センターで一日通信指令本部長を務め、通報の際には発生場所や住所を正確に伝えるよう訴えた。
鈴木さんは警察官の制服姿で、ひったくり事件の110番通報受理やパトカーへの無線指令を模擬体験した。
警視庁によると、2013年の通報件数は約183万件あり、このうち携帯電話からの通報が約6割を占める。所在地が分からないまま通報し、場所の特定に時間がかかる場合もあるという。
このため同庁は、交通標識や電柱などに記載されている管理番号を伝えてもらえば、住所が確認できると呼び掛けている。