皇居で講書始の儀


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天皇、皇后両陛下は「講書始の儀」で講義を受けられた=12日午前、皇居・宮殿「松の間」(代表撮影)


 天皇、皇后両陛下が年頭に学界の第一人者から講義を受けられる「講書始の儀」が12日午前、皇居・宮殿で、皇太子殿下や秋篠宮殿下御夫妻ら皇族方も出席されて行われた。

 今年の進講者とテーマは、佐藤彰一・名古屋大名誉教授(70)=西洋中世史=の「西洋中世修道院の文化史的意義」▽猪木武徳・大阪大名誉教授(70)=経済思想・労働経済学=の「技術と労働と生産性の関係について」▽佐藤勝彦・自然科学研究機構長(70)=宇宙物理学=の「宇宙はどのように始まったのか?―現代物理学が描く創世記―」。