佳子殿下、手話で御挨拶


水木しげる記念館も御訪問

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秋篠宮殿下御夫妻の次女佳子内親王殿下は22日、鳥取県米子市で開かれた「第2回全国高校生手話パフォーマンス甲子園」の開会式に出席され、「この大会が皆さまの素晴らしい思い出となりますことを願います」と手話であいさつされた。

 鳥取県を訪問中の秋篠宮殿下御夫妻の次女佳子内親王殿下は22日、同県米子市の公会堂で開かれた「第2回全国高校生手話パフォーマンス甲子園」の開会式に出席され、初めて手話であいさつされた。

 佳子さまは壇上で大きな手ぶりを交え「聴覚に障害のある方々に対する理解が一層深まるとともに、この大会が皆さまの素晴らしい思い出となりますことを願います」と述べられた。

 その後は客席から手話を使ったパフォーマンスに見入り、笑顔で拍手を送られた。佳子さまの母の紀子さまは以前から手話を学んでおり、姉の眞子内親王殿下も以前、高校生の前で手話を交えてあいさつされたことがある。

 佳子さまは続いて、境港市の水木しげる記念館を御訪問。案内した庄司行男館長によると、妖怪のオブジェを見た佳子さまは、「アニメの妖怪とはずいぶん違いますね」と話されたという。