佳子殿下、慰霊碑に御供花


手話高校生と御交流も

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秋篠宮殿下御夫妻の次女佳子内親王殿下は「第2回高校生手話パフォーマンス甲子園」に出場する生徒と手話を交えて話された=21日午後、鳥取県米子市

 秋篠宮殿下御夫妻の次女佳子内親王殿下は21日、「第2回全国高校生手話パフォーマンス甲子園」出席などのため空路鳥取県入りし、爆発事故で多数の犠牲者を出した旧陸軍の徴用船「玉栄丸」の慰霊碑に供花された。

 玉栄丸は1945年4月23日、同県境町(現境港市)の岸壁で揚陸作業中に積み荷の火薬が爆発し、死者115人、重軽傷者300人以上を出す大惨事となった。佳子さまは慰霊碑の前に花束を供え、深く一礼された。

 その後、米子市のホテルで出場校の生徒らと交流された。生徒らによると、佳子さまは「お会いできてうれしいです。頑張ってください」などと手話を交えて話されたという。