藤橋 進
昭和29年(1954年)、石川県生まれ。慶應義塾大学文学部卒業後、世界日報社入社。社会部、ロンドン特派員、サンデー世界日報編集長、文化部長、編集局長を歴任。現在、特別編集委員。
美術の巨匠ミロが日本から受けた本質的な影響
「ミロ展-日本を夢見て」、物の見方や表現技法にも影響 スペインが生んだ20世紀美術の巨匠、ジョアン・ミロと日本との関わりに焦点を置いた「ミロ展ー日本を夢みて」が、東京・渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開かれて…
永遠の「連隊旗手」、石原慎太郎氏の政治と文学
保守論壇 三島由紀夫との対談、真剣勝負で吐露した原点 今月1日亡くなった石原慎太郎氏は、衆院議員や東京都知事など政治家として活躍する間も作家活動を続けた。同じく保守の論客で文壇のスターだった三島由紀夫との対談をまとめた…
真珠湾攻撃の立役者、航空参謀・源田実の証言
日米開戦80年、源田実の回顧録『風鳴り止まず』を読む 今年は日本軍がハワイ真珠湾に奇襲攻撃を掛け、日米が開戦して80年。新聞、テレビでも特集番組が組まれた。日本人捕虜第一号となった元日本兵にスポットを当てるなどして戦争…
「聖戦」志向せぬタリバン 支援と圧力で「理性化」を
中央アジアから見る アフガン情勢 アフガニスタンとの国境の町、ウズベキスタンのテルメズ近郊には、カラ・テパなど古代の仏教遺跡が多数ある。遺跡のすぐ近くを国境のアムダリア川が流れ、川に沿ってフェンスが続いている。その方向…
東洋的“夢の舞台”で魅了ーウズベキスタン
公演再開したナボイ劇場 場内装飾もイスラム的な意匠 新型コロナウイルス・パンデミックで制限されてきた芸術活動が、徐々に活発化しつつある。モスクワのボリショイ劇場とともに旧ソ連の四大劇場の一つとされる、ウズベキスタンの首…
改革路線を国民が支持 ウズベキスタン ミルジヨエフ大統領の再選
NEWSクローズ・アップ 中央アジアのウズベキスタンで先月24日、大統領選挙が行われ、シャフカト・ミルジヨエフ大統領(64)が再選された。政治・経済・社会の各分野での大胆な改革路線を推進し、好調な経済を背景に国民生活が…
改革と自由化を国民支持
ウズベキスタン副首相 アジズ・アブドハキモフ氏に聞く 中央アジアのウズベキスタンでは、24日に大統領選挙が行われた。就任以来、大胆な改革と自由化を進めてきたミルジヨエフ大統領をどう国民が評価するか、また今後の日本との関…
高市氏、旧皇族の復帰支持 河野氏は「女系」封印か
自民総裁選 焦点政策を検証(3) 【皇位継承】 日本の皇室は、神武天皇から第126代の今上陛下に至るまで、例外なく男系で継承されてきた。時の権力者の交代があっても、日本国として統一と安定を保ってきたのは、この稀有(けう…