日馬富士、白鵬が新春恒例の奉納土俵入り
小雨の中、東京・明治神宮で
大相撲の横綱日馬富士と白鵬が8日、東京都渋谷区の明治神宮で新春恒例の奉納土俵入りを行った。
小雨の中、日馬富士が太刀持ちに安美錦、露払いに宝富士を従え、両手を開いてせり上がる不知火型で土俵入り。続いて白鵬も旭天鵬と魁聖を従えて不知火型を披露すると、約2800人の観衆から拍手と歓声が送られた。
日馬富士は昨年末に左足首を痛めた影響で初場所(12日初日、東京・両国国技館)への調整が遅れているが、「やれることを全てやっている。けがを治して頑張る」。白鵬は初場所で2場所ぶり28度目の優勝を狙う。「一つの白星が大変な記録に近づく一年。優勝30回の大台に乗せられれば」と静かに語った。