福岡の筥崎宮で幸運を授かる「玉せせり」


約500年続く新春の伝統行事

福岡の筥崎宮で幸運を授かる「玉せせり」

 福岡市の筥崎宮(はこざきぐう)で3日、約500年続く新春の伝統行事「玉せせり」が行われた。五穀豊穣(ほうじょう)と大漁を願い、木製の玉を奪い合いながら奉納する神事で、玉に触れると悪事や災難から逃れて幸運を授かるという。

 締め込み姿の男衆が、力水を浴びながら「オイサー、オイサー」の掛け声とともに激しくぶつかり合うと、詰め掛けた見物客から歓声が上がった。