稀勢の里「最初が大事」、初場所で再び綱とり
相撲協会、大相撲初場所の新番付を発表
稀勢の里は24日午前、千葉県松戸市の鳴戸部屋で記者会見に臨み、2度目の綱とりに挑む来年初場所に向け、「2014年をいい年にするには最初が大事。期待を裏切り続けているので、何とか応えられるように頑張りたい」と抱負を述べた。
初めての綱とりだった7月の名古屋場所は前半で3敗を喫し、大願を果たせなかった。厳しさを味わったが、「特に13年は無駄じゃない一年だった。この経験を今後に生かさないともったいない」と言葉に力を込める。横綱昇進へは13勝以上での優勝が必要となりそう。「気持ちだけ先に行ってもだめ。全てがかみ合わないと優勝できない。やれるだけ、やりたいと思う」と闘志を燃やした。