障害者がモデルのファッションショー
東京・渋谷で開催
全国から公募した障害者らがモデルとなったファッションショー「インクルージョン2013~地球再生・幸せを感じるミュージック~」(主催:勇気の翼2013ファッションショー実行委員会)が8日、東京・渋谷区の表参道ヒルズで行われた。
障害の有無などにかかわらず、全ての人が生き生きと暮らせる社会を目指して、4年ぶりに開催。知的障害などを持つ約50人の男女が、織田ファッション専門学校(東京・中野区)の学生がデザインした衣装などを身に着けて、音楽に合わせて観衆の前を歩いた。
また同ファッションショーでは、車いすファッションブランド「ピロレーシング」(長屋宏和代表)の新商品4点も発表され、車いすに座った姿勢に合わせて余分な生地を削るなどの工夫をした「蛇皮のジャケット」や「コーデュロイのパンツスーツ」のほか、車いす用の「留袖」や「ウエディングドレス」を披露。長屋代表は「健常者がウエディングドレスでいすに座っているイメージを車いすが動いていても作りたかった。なので花嫁が(車いすで)自走するのではなく旦那さんに押して頂くことで、おしとやかに歩いて見えるようにした」と語った。