南陽市の新文化会館、「木造最大」でギネス
昨年10月に完成、メーンホールの客席数は1403席
地元の木材をふんだんに使い、昨年１０月に完成した山形県南陽市の新しい文化会館が、「世界最大の木造コンサートホール」として、ギネス世界記録に認定された。
メーンホールの客席数は１４０３席で、これまでの記録だったシベリウスホール（フィンランド）の１２５０席を上回った。
山形市の建材メーカー「シェルター」が、高い耐火性能を持つ木構造部材の開発に成功したことで、大型の木造ホール建築が実現。同社の木村一義社長は「山形で開発した技術で建築できたことを誇りに思う」と胸を張っている。
