新潟市で小正月の縁起物「繭玉飾り」各所に


五穀豊穣や商売繁盛、無病息災を祈る

新潟市で小正月の縁起物「繭玉飾り」各所に

 新潟市で、小正月に五穀豊穣(ほうじょう)や商売繁盛、無病息災を祈る縁起物として「繭玉」と呼ばれる装飾品が各所に飾られ、市民や観光客の目を楽しませている。

 繭玉は米粉を型に入れて焼いたもので、球体のほか、米俵や小判、たい、ちょうちんなどをかたどったものがある。赤やピンク、黄、黄緑などで鮮やかに色付けされ、紙ひもで木の枝に付けて座敷や居間、玄関に飾る。

 新潟県では古くから、小正月の15日前後に飾る風習がある。現在は正月ごろの飾りとして各地に広がりつつある。