子宮頸がんワクチン、被害者親子が街頭で署名活動


「1万人」を目指す

 山梨県内で子宮頸(けい)がんワクチン接種後の体調不良を訴える女性や家族らでつくる全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会の山梨支部は26日、望月千鶴・同支部代表、被害者の高校2年生、望月瑠菜(るな)さん(16)、同支部支援者らが甲府駅南口で、被害者の救済と山梨県による実態調査を求めて街頭署名活動を行った。

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 支援者の一人、飯島正樹・前甲府市議は「既に多くの署名が集まっているが、ほかにも被害者がいると思う。その方々と連携していく活動が必要だ」とその意義を強調した。

 街頭に立った瑠奈さんは、「最初は、誰も書いてくれないかなと不安もあったけど、書いてくれる方がいて勇気を出して取り組めた」と語った。

 現在までに集まった署名は約6500人。この日も約300人の署名が集まったという。

 同連絡会への相談・連絡は、電話042-594-1337まで。