東京・元赤坂の迎賓館、来年4月から一般公開
菅官房長官「多くの国民も歴史や文化を深く楽しんで」
菅義偉官房長官は19日午後、東京・元赤坂の迎賓館を訪れ、来年4月から同館を一般公開する考えを明らかにした。同2月に約2週間の試行期間を経た上で、1日約2000人を上限に、年間150日間程度、開放する方針だ。
菅氏は記者団に対し、「(同館を)大胆に開放して多くの国民と外国人観光客に日本の歴史や文化を深く楽しんでいただくことは、まさに安倍政権が進める観光立国の実現のシンボル的意味合いでもある」と語った。
これまで本館は年10日間、前庭は年3日間、期間限定で別々に公開されてきたが、今後は国賓や公賓をもてなす期間を除いて一般に開放し、非公開だった別館も参観可能とする。