80回目の節目「東京国際ギフトショー秋」開幕


東京ビッグサイトで、初日から多数の来場者で混雑

80回目の節目「東京国際ギフトショー秋」開幕

日本人好みのデザインに仕上げた傘や衣類などを並べた台湾の客家委員会のブース=2日、東京・有明のビッグサイト

 ギフト用品やパーソナル商品を展示販売する「東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2015」が2日、東京・有明の東京ビッグサイト(国際会議場)で開幕。会場は初日から多数の来場者で混雑した。

 主催するビジネスガイド社の芳賀信享社長は、開会の挨拶で「今回は1976年に第1回を開催して40年、80回目の節目を迎えた。日本で一番の質と量を誇る日本最大のパーソナルギフトと生活雑貨の国際見本市に成長した」と語った。

 今回の出店者総数は2548社と過去最大。海外からはインドネシア、イラン、タイなど20カ国・地域から636社が参加した。

 台湾から来た企業集団「客家委員会」の一員、安益國際展覧股●(「にんべん」に「分」)有限公司の鄭●(「女へん」に「亭」)之さんは「今回初めての出展。日本人の来場者は客家とは何かと興味を示してくれる。日傘や衣類、小物などすべて台湾で製造しており、日本人好みのデザインで気に入ってもらっている。来場者からもかなりの問い合わせや引き合いがある」と語った。主催者側は4日までの3日間で20万人の来場を見込んでいる。