「フォーミュラE」初のデモ走行、六本木へ


日本の公道では初、マシンがけやき通りを駆け抜ける

「フォーミュラE」初のデモ走行、六本木へ

 電気自動車の世界選手権「フォーミュラE」のデモンストレーション走行が23日、東京都港区六本木で行われ、フォーミュラEのマシンがけやき通りを駆け抜け、沿道で多くの観衆が見詰めた。F1で活躍した山本左近がドライバーを務めた。排ガスや騒音がないフォーミュラEのマシンが、日本の公道を走ったのは初めて。

 フォーミュラEのアガグ最高経営責任者(CEO)は「近い将来、日本の公道でもレースができれば」と期待感を示した。山本は「フォーミュラEを通して、社会にイノベーションを起こせば、日本でモータースポーツがより発展していく」と語った。

 フォーミュラEは昨年9月にモータースポーツの新シリーズとしてスタートし、2季目は10月に北京で開幕し、世界各地で11戦が予定されている。