米アカデミー会員候補に映画監督の高畑勲氏
「火垂るの墓」や「かぐや姫の物語」で映画界への貢献が評価
アニメ映画監督の高畑勲氏＝２月、米カリフォルニア州ビバリーヒルズ（ＥＰＡ＝時事）
アカデミー賞を主催する米映画芸術科学アカデミーは２６日、アニメ映画監督の高畑勲氏(７９)ら３２２人を新たな会員候補に選んだと発表した。高畑氏が応じれば、アカデミー賞作品などを選考する投票権を持つことになる。
高畑氏は「火垂るの墓」や、今年のアカデミー賞長編アニメ部門にノミネートされた「かぐや姫の物語」などの作品を通じた映画界への貢献が評価された。
新規会員は既存会員の推薦で毎年選ばれ、現在の会員数は６０００人以上。昨年は高畑氏と同じアニメ制作会社スタジオジブリに所属する宮崎駿監督が会員候補入りした。（ロサンゼルス時事）
