えびの市教育委員会、公営塾「成銘館」を開設


宮崎県立飯野高校で、外部講師が数学と英語を教える

えびの市教育委員会、公営塾「成銘館」を開設

開塾式であいさつする萩原和範えびの市教育長(宮崎県えびの市提供)

 宮崎県えびの市教育委員会は、市内にある県立飯野高校に、希望者のための公営塾「成銘館」を開設した。通常の時間割に加え放課後にも授業を行うことで、大学進学を後押しする。

 対象は同校1年生。外部講師2人が毎週水、金曜日の放課後に数学と英語を教える。大学進学希望者向けの塾や予備校が市内にない分、公営塾でカバーしたい考え。

 飯野高校は県教委の計画で、統廃合などが検討されている学校の一つだが、市は成績優秀者に奨学金、遠方からの通学者に交通費を支給するなど支援している。