御嶽山に響く、鎮魂のアルプホルン


「御岳ロープウェイ」が今季の運行を開始

御嶽山に響く、鎮魂のアルプホルン

 長野、岐阜両県境にそびえる御嶽山(3067メートル)。その山腹にある「御岳ロープウェイ」(長野県木曽町)が今季の運行を始めたのに合わせ、長野県松本市で活動する音楽団「アルプホルン・エコー」の会員17人が、7合目にある終点駅の広場で「エーデルワイス」などの曲を披露した。

 御嶽山では、昨年9月に死者57人を出す噴火災害が起きたことから、「鎮魂の意味も込めて吹きたい」(会員の1人)と、6日の運行開始イベントにボランティアで駆け付けた。長さ3・6メートルの楽器は会員のお手製で、ヒノキの間伐材を加工したという。