レッサーパンダの赤ちゃんを一般公開


静岡市立日本平動物園で、「風太くん」はおじ

 静岡市立日本平動物園は、今年7月に生まれたレッサーパンダの赤ちゃんの一般公開を始めた。人工保育で成長した母親パンダが、育児放棄せず子育てに成功したのは国内3例目。よちよち歩きの愛らしい姿が来園者を楽しませている。

 赤ちゃんは雌で、10月1日現在の体長は32センチ、体重は980グラム。2本足で立つ姿が有名になった「風太くん」はおじに当たるという。赤ちゃんの状態が安定したため公開を決めた。

 飼育員の市川雅一さんは「元気に育ってくれて安心した。多くの人に見てほしい」と話している。