衆院と参院でノーベル賞受賞者を祝福する行事
赤崎勇教授「官民を挙げた支援のたまものだ」と謝意
青色発光ダイオード(LED)開発でノーベル物理学賞を受賞した赤崎勇名城大教授ら3人を祝福する行事が27日、衆院と参院でそれぞれ催された。このうち、参院では山崎正昭議長が「日本の学術水準の高さ、ものづくりの底力を広く内外に知らしめ、後進に大きな可能性を示した」と功績をたたえ、表彰状を授与した。
赤崎氏は「受賞はひとえにわが国の官民を挙げた支援のたまものだ」と謝意を示した。天野浩名古屋大教授は「日本で生まれ育ち、教育を受けた私にとって皆さまからの祝辞ほど光栄なことはない」と語った。中村修二米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授は欠席した。