介護相談できるコンビニエンスストアがオープン
ローソンが埼玉県川口市に1号店を、利用者のニーズに応える
ローソンは3日、介護相談窓口を備えたコンビニエンスストアの1号店を埼玉県川口市にオープンした。介護事業者のウイズネット(さいたま市)が加盟店オーナーとなり、ケアマネジャーや相談員が常駐。日中は年中無休で相談を受け付ける。
開業したのは「ローソン川口末広三丁目店」。店では、介護サービスの利用計画(ケアプラン)も作成する。シーツや消毒液などの介護用品や、高齢者でも食べやすい食品の品ぞろえを増やし、利用者のニーズに応える。
開業式典に出席した玉塚元一ローソン社長は「高齢化は日本全体が抱える問題で、介護に対するニーズの高まりを肌で認識している。ローソンにとっても戦略的に重要な店だ」と述べた。同社は2017年度末までに、介護相談ができる店舗を30店に増やす方針だ。