オバマ米大統領夫人、京都で伝統芸能を満喫
伏見稲荷大社で高校生らと和太鼓演奏の体験も
伏見稲荷大社を訪れ、高校生らと和太鼓演奏を体験するミシェル・オバマ米大統領夫人（中央）＝２０日午後、京都市伏見区
来日中のミシェル・オバマ米大統領夫人は２０日、京都市伏見区の伏見稲荷大社や、清水の舞台で知られる同市東山区の清水寺を訪れ、和太鼓演奏を体験したり、能を鑑賞したりして、日本の伝統芸能を楽しんだ。
伏見稲荷大社では大阪府立芥川高校和太鼓部の生徒３０人が、和太鼓を演奏して歓迎した。夫人は１曲目が終わると、ばちの持ち方やたたき方を生徒から教わり、一緒に和太鼓演奏を堪能。「素晴らしい演奏をありがとう」とお礼を述べた。
夫人はこれに先立ち、清水寺を訪問。寺の森清範貫主や山田啓二京都府知事夫妻の出迎えを受けた。清水の舞台では京都市立芸大の学生による能「羽衣」が演じられ、夫人は熱心に鑑賞した。
