楽天の安楽智大投手「甲子園が一番の思い出」
松山市の済美高校の卒業式に出席、恩師への恩返しを誓う
プロ野球楽天の安楽智大投手が1日、松山市の済美高校の卒業式に出席した。卒業式後の記者会見では「(2年時に春夏の)甲子園に出たことが一番の思い出。しんどい練習をしながら頑張って授業を受けた。達成感が大きい」と話し、充実した高校生活を振り返った。
2年の夏に、全国選手権愛媛大会でマークした球速157キロの直球については、「誰もが認める一番のボールだったのでは」と言いつつも、「超える自信はある」と力強く宣言した。
昨年9月には野球部の上甲正典監督が死去する悲しい出来事もあった。プロでの歩みを始めたばかりだが、「監督に言われたように15年、20年と息の長い選手を目指してやっていきたい」。改めて恩師への恩返しを誓っていた。