滋賀県の郷土料理、自作の「ふなずし」品評会


県農政水産部長のふなずしが優勝

滋賀県の郷土料理、自作の「ふなずし」品評会

 滋賀県や県漁業協同組合連合会の職員らが自ら漬けた「ふなずし」を持ち寄り、味を競う品評会が大津市内で開かれた。独特の発酵臭が漂う中、56人がふなずしを食べ比べながら親交を深めた。

 ふなずしは県の郷土料理。ご飯に漬けて発酵させて作る「なれずし」の一つで、独特の酸味が特徴。県では主に琵琶湖の固有種「ニゴロブナ」を用いる。

 品評会は県水産課の呼び掛けで2011年度から毎年実施。六つのテーブルでそれぞれ1位となった品を4人の審査員が採点した結果、県農政水産部長のふなずしが優勝した。