JR東、中央線通勤列車にグリーン車を導入
2両増結させ12両編成に、東京五輪が開催されるまでに
JR東日本の冨田哲郎社長は4日の定例記者会見で、中央線東京-大月間を走る通勤列車にグリーン車を導入すると発表した。列車は2両増えて12両編成となり、車両製作や停車駅のプラットホーム延長などに約750億円を投じる。東京五輪が開催される2020年度までに導入する予定。
グリーン車は一部2階建てで定員は1両90人。青梅線に乗り入れる列車でも使用される。
首都圏を走る東海道線や高崎線などの中距離路線には既にグリーン車が導入されている。冨田社長は「他の路線の実績から需要は高いとみている。サービス品質を向上させたい」と話した。