両陛下、高校生らと懇談される
阪神・淡路大震災20年追悼式典出席のため兵庫県を訪れられていた天皇、皇后両陛下は17日午後、神戸市の県公館で、防災について学ぶ地元の高校生や、音楽療法士らと懇談された。
天皇陛下は、県立舞子高校に震災後、全国で唯一の防災専門学科として設置された環境防災科の 3年生から、被災地でのボランティア活動の様子などを聞き、「本当にご苦労さまですね」とねぎらわれた。
音楽を通じて心身のケアを図る音楽療法士の女性には「どんなものが一番喜ばれますか」などと御質問。最後に、懇談した全員に対し、「どうぞみんなのために力になってあげてくださいね」と声を掛けられていた。
両陛下は同日夕、羽田空港着の特別機で帰京された。